ストーブが原因で皮膚がかぶれる?!冬はこんな皮膚トラブルにもご用心

冬のかぶれは乾燥によるものだろうと判断してしまいがちですが、ストーブが原因で肌がかぶれることがあることをご存知でしょうか?寒い冬をストーブで快適に過ごすためにも、ストーブが起こす皮膚トラブルについて知っておきましょう。

ストーブで皮膚がかぶれる?

毎年冬になるのと同時に、なぜか皮膚がかぶれやすくなることはありませんか?そのかぶれの原因、実はストーブかもしれません。

ストーブによって起きるかぶれとは?

皮膚に灯油が長時間触れることによって起きるかぶれ

ストーブが原因によって起きるかぶれは、そのほとんどが灯油かぶれではないかと考えられます。

灯油かぶれとは皮膚に灯油が長時間触れることで起こるかぶれのことで、灯油が付着した部分にひりひりとしたかゆみが生じます。そのままにしておくと痛みを感じることもあり、最悪の場合だと皮膚科で治療を受けなければならないほどの症状になることも少なくありません。

刺激性接触皮膚炎の一種

そんな灯油かぶれは、刺激の強い物質が皮膚に触れることによって発症する「刺激性接触皮膚炎」に分類され、乾燥肌などの敏感肌の方ほど発症しやすくなるとされています。

冬はどうしても肌が乾燥しがちなもの。灯油かぶれを発症する可能性も高いので、常日頃から保湿を心がけるのもいいでしょう。

灯油かぶれの症状

ヒリヒリとした感じやかゆみ

灯油かぶれを発症するとまず、日焼けしたときのようなヒリヒリとした感じとかゆみを感じるようになります。

赤みや水疱ができることも

できてしまった灯油かぶれを治療せずに放置してしまうと、かゆみなどだけではなく赤みが現れ、水疱ができてしまうこともあるので注意が必要です。

これらは見た目にも現れてしまうのでなんとか避けたいところ。灯油かぶれが現れたらすぐに適切な方法で治療するようにしましょう。

灯油かぶれの治療と予防法

ステロイド外用剤の塗布

灯油かぶれの治療で特に効果的なのは、ステロイド外用剤の塗布です。抗炎症作用があるステロイドを配合した軟膏などを患部に塗布することで、かゆみや赤みなどをすぐに鎮めてくれます。

市販のステロイド外用剤は上から「ストロング」「ミディアム」「ウィーク」の3つのランクに分かれていて、上のランクほど効果が強力になります。

ランクの選び方は年齢による選択が一般的です。基本的には乳児はウィーク、6歳くらいまでの幼児はミディアム、小学生以上はストロングを選ぶのが適切とされています。

ただし顔や陰部などはほかの部位に比べて皮膚が薄く、薬を吸収しやすいため注意が必要です。不安であれば薬剤師の方に相談してから選んでみてください。

症状がひどい場合は皮膚科を受診

市販のステロイド外用剤を塗布してもなかなか症状が収まらないときは皮膚科を受診するようにしましょう。

市販薬では手に入らない強いランクのステロイド外用剤を処方してくれるほか、それぞれの状態に合わせたさらに適切な治療法を教わることができます。

また、症状がひどいときは灯油かぶれではなく脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症している可能性もあります。これらは市販薬だけでは完治させづらいので早期の治療が必要です。

特に注意したいのはアトピー性皮膚炎。じゅくじゅくとしていて、掻くと液体が出てくる場合はアトピー性皮膚炎を発症している可能性が高いです。心当たりがあればすぐに皮膚科を受診しましょう。

給油の際はゴム手袋などで皮膚を保護する

灯油かぶれを予防するには、何よりも皮膚に灯油を付着させないことが大切です。

特に手が付着しやすいので、ストーブに灯油を入れる際はゴム手袋などで皮膚を保護するようにしましょう。

また、万が一付着した場合は後回しにせず、すぐに洗い流すようにしてください。

灯油がこぼれた衣類はすぐに着替える

灯油が衣服にこぼれ、染みてしまった場合はすぐに着替えるようにしましょう。

灯油が染みた衣服を着続けるとそこから灯油かぶれを発症してしまうリスクがとても高いです。

ちなみに、灯油が染みた衣服はすぐに洗濯してもかえって落ちにくいので注意しましょう。臭いが落ちないだけでなく、次に着た時に灯油かぶれの原因となる可能性があります。

衣服に灯油が染みついてしまった場合はまず、陰干しにするのがおすすめです。冬はすぐに乾かず1週間ほど要することもありますが、少量の灯油であればこれだけで臭いが消えます。

灯油を入れるときは肌にも気をつけて

ストーブに灯油を入れる際には不良灯油や換気にも気をつけなければなりませんが、肌にも気をつけるようにしましょう。

灯油が手や衣服に付着しないようにするのも大切ですが、こぼれた灯油を拭き取ったタオルなどにも極力触らないようにするようにするといいでしょう。

こぼれた灯油は小麦粉を使って処理するのもおすすめです。

灯油をこぼした部分に小麦粉を多めに撒き、数分ほど置いておくと小麦粉が灯油を吸ってくれます。灯油を吸った小麦粉はホウキで簡単に集めることができ、極力触れずに処理できるので一度試してみてはいかがでしょうか。


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