園芸を楽しむときは植物かぶれに要注意!対処法や予防策をご紹介

園芸を楽しむ前に、植物かぶれについてチェックしておきましょう。植物かぶれは医療用語で接触皮膚炎と呼ばれる、誰にでも起こりうる皮膚疾患の1つです。こちらでは植物かぶれの対処法や予防策をまとめたので、チェックしてください。

 

園芸での植物かぶれはよくある

家庭菜園で好みの野菜を栽培したり、観葉植物を育てたりしている方も多いかと思います。

そんなとき、葉などを触った部分がかゆくなったり赤みを帯びたりしたことはありませんか?

その症状は植物かぶれと呼ばれ、立派な皮膚疾患の1つなのです。

皮膚疾患とは言っても植物かぶれはよくあることで、基本的には皮膚科に通うことなく自分で対処と予防ができるので心配は無用です。

植物かぶれを気にすることなく園芸を楽しむためにも、植物かぶれの対処法と予防策を押さえておきましょう。

植物かぶれとは?

ほとんどがアレルギー接触皮膚炎

植物かぶれをはじめとした「かぶれ」は医療用語では接触皮膚炎と呼ばれています。

接触皮膚炎は刺激のあるものや、毒性のあるものを触れたときに触れた部分がかゆくなったり腫れあがったりしてしまう皮膚疾患で、アレルギー接触皮膚炎刺激性接触皮膚炎の2つに分けられます。

植物かぶれはほとんどがこのうちのアレルギー接触皮膚炎に該当します。アレルギー接触皮膚炎はアレルギーによって起こる接触皮膚炎で、植物に毒性や刺激が無くとも園芸をすることで人によっては起きてしまう皮膚疾患です。

どんな症状が出るの?

植物かぶれでは、主に以下の症状が現れます。

 

  • かゆみ
  • 水ぶくれ
  • 湿疹
  • 赤み
  • 痛み

 

このうち、特に現れやすいのは水ぶくれと湿疹です。見た目にも現れやすいのでなんとか予防したいところです。

 

そもそも植物かぶれを起こさないようにするには?

肌の露出を避ける

植物かぶれを起こさないためには、肌の露出を避けることが効果的です。

植物かぶれは植物が肌に触れることによって起こるので、肌の露出を抑えることによって発症のリスクを激減できます。長袖と長ズボン、そして軍手を着用してから園芸を楽しみましょう。

 

植物かぶれは特に露出の多い夏場に発症しやすくなります。

また、植物かぶれは患部に汗が触れることで症状が悪化してしまうことも。夏場は発汗もしやすく、植物かぶれを悪化させがちなので要注意です。

夏場でも露出を控えた服装で作業するようにしてください。

事前に調べておく

これから自分が育てたい植物がかぶれやすいかどうか、事前に調べておくこともおすすめです。

かぶれやすい植物は百科事典のほか、インターネットでも簡単にチェックできます。

植物かぶれになったら?対処法・治療法は?

水で洗い流す

植物かぶれの発症に気づいた場合、まずは慌てずに患部を水で洗い流しましょう。植物かぶれの原因となった物質を水で洗い流すことにより、症状の悪化を防ぐことができます。

このとき、ゴシゴシと洗わずに優しく洗い流すことを意識してください。ゴシゴシと洗ってしまうと肌が傷つき、さらに症状を悪化させてしまうこともあります。

薬を塗布する

薬を塗布することで治療することもできます。塗布する薬はかゆみをおさえる抗ヒスタミン剤かステロイド剤、もしくは抗ヒスタミン剤を含んだステロイド剤がおすすめです。

薬を塗布する前にも、必ず患部を水で洗い流しておきましょう。汗などの汚れを落とすことで薬の効果が増加します。

かきむしらない!

とにかくかきむしらないことも大切です。一度かきむしってしまうとさらにかゆみを感じ、またかきむしってしまうこともあります。植物かぶれを感じたらかきむしらないように意識しましょう。

どうしてもかゆい場合は患部を保冷材などで冷やすことで和らげることもできます。

 

また、寝ている間にどうしてもかきむしってしまう場合もあります。そんなときは就寝前に患部にガーゼを当て、布の手袋をしてから就寝するようにしましょう。手袋は通気性のよいものを選ぶと寝苦しさを感じることも少ないのでおすすめです。

かぶれを起こす園芸植物一覧

食用・薬用のハーブ類

  • チコリ
  • アロエ
  • センニンソウ
  • シソ
  • ラベンダー
  • ミント
  • カモミール
  • ゲッケイジュ
  • ローレル

 

観葉用の草花

  • キク
  • マーガレット
  • ダリア
  • ホワイトレースフラワー
  • クリスマスローズ
  • アネモネ
  • トキワザクラ
  • オトメザクラ
  • マツアラシ
  • キンエボシ

果物・野菜

  • セロリ
  • レタス
  • サニーレタス
  • アーティチョーク
  • マンゴー
  • パパイヤ
  • メロン
  • ミツバ
  • ニンニク

 

より植物かぶれを予防するためには園芸以外でもこれらの植物になるべく触らないようにすることが大切です。花屋やスーパーでこれらの植物に触る機会があるときにも手袋を着用するなどして、素手で触ることのないようにしましょう。

 

症状がひどい場合はすぐに皮膚科へ

何度薬を塗布しても症状がよくならず、さらに悪化する場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。植物かぶれは自分で治療できる皮膚疾患とはいえ、症状がひどいままだとそこから菌が入り込み、さらなる疾患を招く恐れもあります。

皮膚科を受診することにより自分の植物かぶれに合った治療法を教われるほか、市販薬にはないさらに強力な抗ヒスタミン剤・ステロイド剤を処方されることもあるので、治療しやすくなります。

 

せっかくの楽しい園芸も、植物かぶれを起こしてしまっては楽しさ半減。植物かぶれを起こしやすい方は今回の対処法・予防策を実践してみてください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です